ご挨拶

Endovascular Asiaの前身はBay area Endovascular Summit（BEST）であり2010年に初めて大阪で開催されました。特にアジア地域の先生方との密なパートナーシップや循環器内科以外の専門家（血管外科，形成外科，皮膚科，コメディカル）の参加が特徴的な国際学会であり，末梢動脈疾患に対する診断治療について幅広く議論がなされてきました。

最初はホテルの一室から始まった会でしたが，順調に規模も拡大し今年は開催場所を初めて変更し京都での開催が決定しました。コメディカルセッションも併設し二会場を使った同時進行を予定しています。また，血管内治療のライブ中継を初めて行うことになり，近江八幡市立総合医療センターで3例の治療を予定していますのでこれまで以上に充実した内容となる予定です。

末梢動脈疾患領域の診断治療は日進月歩で進化しており、multidisciplinary approachが議論されるべきであり、国境を跨いだものであればさらに価値あるものになることでしょう。Endovascular Asiaに先生方からの積極的なアプローチを期待していますし、我々も魅力的な場を提供できると確信しています。Endovascular Asiaと京都を存分に堪能して頂ければ幸いです。

Endovascular Asia 2015 実行幹事
全　完（近江八幡市立総合医療センター）