ご挨拶
Endovascular Asia 2019
「Head to Toe」
Endovascular Asia(EndoAsia)2019は、2019年12月13日から14日までの2日間、大阪の最もエキサイティングなエリア梅田にあるグランフロント大阪のナレッジシアターで行われます。
EndoAsiaは、Bay Area Endovascular Summit(BEST)と呼ばれる草の根プロジェクトとして2010年に始まりました。アジア各国の血管内治療や創傷に関する専門家による緊密な交流によって、その規模は年を追うごとに確実に大きくなっています。みなさんの継続的なご理解とご協力のおかげでEndoAsiaは今年で10周年を迎えることが出来ました。今年のテーマは「Head to Toe」です。CLI ASIA、VALVE ASIA、VEIN ASIA、STOKE ASIA、CTO ASIAなどのセッションを設け、文字通り頭蓋内から足先まで網羅できる独特な内容となっています。
血管内治療の急速な進歩に伴い、心血管疾患の診断と治療における知識と技術を迅速に磨くことが重要です。私たちの主な目標は、循環器内科医、血管外科医、放射線科医、整形外科医、形成外科医など、アジア各国の専門家とともに血管内治療の現状と最先端の知見を共有することであると考えております。これまでのEndoAsiaの取り組みは国内外で高く評価され、国際血管内治療学会(International Society of Endovascular Specialists: ISEVS、公式ジャーナルJournal of Endovascular Therapy)からも支持されてきました。今年からはEndoAsiaが中心となってISEVSのアジア支部および日本支部を設立することとなり、EndoAsia2019では日本初のISEVSセッションを開催することが決定しました。
寒い季節となりましたが、本会でのみなさんの活発な討議を期待しています。EndoAsia2019と大阪のクリスマスシーズンをお楽しみください。
Endovascular Asia 2019コースディレクター
新東京病院 心臓内科
朴澤 耕治
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